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蝶&鳥日記


冬場は鳥に浮気する蝶がメインの日記
by 6422j-nozomu
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2月4日(くもり一時雪のち晴れ)

本日は小遠征して京都に行き、ミヤマホオジロ、アオバトの撮影を予定していたのだが、天気予報を確認すると、京都市内は午前、午後共雪マークのため断念する。それでも午前8時スキッと起床する。素晴らしい青空が広がっている。「また、気象予報屋さん外しやがったな」と思いつつ、ゆっくりと食事をし、午前10時半出発で地元鳥見フィールドへ。現地に到着するとちらちらと小雪が舞い、天気が急変している。「やはり予報屋さんはすごい」とあらためて納得。
本日、狙いは全くない。私的新種を撮影したいのみである。5分程歩いた時、垣根の向こうで黒い鳥2羽と白っぽい鳥1羽がなにやら険悪なムード。双眼鏡で確認すると、ハシブトガラスとオオタカであった。千載一遇のチャンスとばかり、一部始終を観察することにする。オオタカが捕獲したドバトをハシブトガラスが虎視眈々と狙っているのだ。流石に最強の鳥カラスもオオタカには少し遠慮気味。それでも包囲網をジワジワ狭めて、今にもオオタカの捕獲物を横取りしようとする気配。オオタカは羽を全開して、威嚇するも、カラスは全く動じない。ついにオオタカがカラスめがけて強襲。カラスは逃げまどう。いや、見ていて本当に飽きない面色い光景である。まるでサバンナのライオンとハイエナを彷彿とさせる。結果を言うと、オオタカは2羽のカラスの同時攻撃を受け、すごすごと退散するのであった。恐るべしカラス。最強の戦士である。
このブログをご覧になっている方は9割方蝶屋さんだと思いますが、たまには鳥に目を向けられると、珍しい蝶を奇麗に撮影出来たのと同様の血わき肉おどる感動を目にすること請け合いです。いつもなら数時間徘徊するのに、本日は歩いた時間僅かに20分。それでも素晴らしい感動があったので、まあ良いか。

オオタカ①(カラス包囲網に脅える)
2月4日(くもり一時雪のち晴れ)_c0050594_1615556.jpg


オオタカ②(カラスを威嚇)
2月4日(くもり一時雪のち晴れ)_c0050594_16174231.jpg


オオタカ③(カラスを追い払い勝利のポーズ)
2月4日(くもり一時雪のち晴れ)_c0050594_16192131.jpg


オオタカ④(気兼ねなくゆっくり食事)
2月4日(くもり一時雪のち晴れ)_c0050594_16212469.jpg


オオタカ⑤(結局カラスに獲物を略奪され樹の枝に退散)
2月4日(くもり一時雪のち晴れ)_c0050594_16353065.jpg


by 6422j-nozomu | 2006-02-04 16:46
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