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奈良市内に「レンジャク」が入っているとの情報を得て、早朝から出発。現地には午前7時半の到着である。この鳥はヤドリギの実が大好物。このポイントには2本のヤドリギ大木があるが、撮影可能な近い方の木で暫し待つことにする。午前8時半、数十羽のレンジャク大群が残念ながら遠い方のポイントに結集。距離にして約80㍍。私の300㎜では証拠写真しか撮れないのはわかりつつも50枚ほど撮影完了。次に本日のメインであるモンシロチョウの撮影のためマイフィールドに移動。最高の天気故、絶対に発生しているはずである。先週と全く同じ道(ルリシジミがいた道ではありません。)を歩いていると、今年初見のキタテハ登場。ゆっくりと近づいた時、人の気配が。私の撮影が済むまで待っていてくれている御様子。「すいません、すぐに撮影終わりますから」と、あわてて5枚程撮影する。(ひどい出来であった。)普段1時間に2~3人しか通らない道なのに、なんてついていないのだろうか。気を取り直して更に前進。先週撮影したルリシジミが登場するも、静止することはなかった。その時であった。食用野菜に少し白っぽいシジミチョウが静止し、翅を全開したのであった。距離にして約4メートル。囲いがしてあり、中に入れないので、種名の見当がつかない。マクロ300㎜に設定し、ファインダーで確認してみると、意外なことに「ウラナミシジミ♀」であった。「ヘエー、こんな時期にいるのか」とかなり興奮する。法を犯して、柵を乗り越えたい気持ちはヤマヤマながらぐっと我慢する。帰ってから確認すると、流石300㎜マクロ、そこそこ写っている。やはりこのレンズは使える。
この時点で、まだ午前11時45分。今日はついているかもしれないと思い、超人混みの梅林に移動する。狙いは、越冬明けのイシガケチョウである。しかし、考えが甘かったようだ。そのかわり梅に訪れたアカタテハを撮影することが出来た。 帰宅後、ウラギンシジミの定点観察のため、ミュウ号と散歩。100%定位置にはいないと思っていたのに、同じ位置でお休みになられていた。周辺では、ムラサキシジミとテングチョウがビュンビュン飛んでいるのに、この子目覚める気がないのかなあ?本日の目撃種は、上記以外にキチョウを加え、計8種類。完全に春である。 レンジャク アカタテハ ウラナミシジミ♀
by 6422j-nozomu
| 2006-03-11 16:41
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