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蝶&鳥日記


冬場は鳥に浮気する蝶がメインの日記
by 6422j-nozomu
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4月9日(快晴)

高温、無風、快晴3拍子揃った最高のコンディション。今年最初のギフはナラギフに決定。午前6時半出発でいざフィールドへ。関西のギフは昨年と比べて発生が遅く、早すぎると言うのが最も心配である。到着後いつものBポイントには、青いビニールを広範囲にはりまくる、いやな奴がいない。これだけでも気分爽快である。このフィールドは、ギフチョウの数よりも採集者の数の方が多いことで有名で、採集圧により、年々この蝶も数を減らしており、あまり気乗りしないフィールドではあるが、自宅から2時間で行け、交通手段も至極便利なため、つい足を運んでしまうのである。マイポイントであるAポイントをスルーし、以前教えていただいたCポイントに直行。暫くして待望のギフ初見。止まる→近づく→逃げるを3回ほど繰り返し、辛うじて開翅写真の撮影にも成功するも、地面の撮影はどうもこの蝶本来の美しさが出ない。満足度50%。次に駄目元でAポイントに移動。3年前までは確実に3~4頭は観察出来たのに、一昨年から全く目撃さえ出来ないポイントである。ついてすぐ春の女神が目の前を通過し、2㍍先の笹の葉に静止。3分程じっとしてくれたので、安価なコンデジではあるが、あらゆる技法を駆使して、無事撮影に成功する。ギフチョウに関しては、会心?のショットが撮れた。満足度90%。非常に気分が楽になったので、ミヤマセセリ、コツバメ、トラフシジミを求めて1時間程度徘徊するも全くのヌルであった。ここでの目撃種は、ギフチョウ、アカタテハ、キタテハ、テングチョウであった。帰り道偶然にも蝶友であるN氏夫妻にバッタリ遭遇。昨年10月大阪府のヤクルリで御一緒した以来であるので半年ぶりの再会である。お聞きすると一頭だけ目撃はするものの撮影には至らずとのこと。次に麓に下りてオオルリ(鳥)を狙う。半時間程いつもよく来る木の前で待つも、現れることはなかった。仕方なく、周辺の探索。昨年はツマキチョウ、サカハチチョウを観察出来たのだが、モンシロチョウ、キチョウ、ルリシジミ、アカタテハ、キタテハ、テングチョウを見るに留まる。やはり残り10%を埋めることは出来なかった。帰宅後、愛犬ミュウの予防接種に行く。注射だけなら結構我慢強い犬なのに、獣医さん本日は、「爪が伸びているので切りましょう」とのお言葉。一本切る事に「ガルルル」とすごい顔つきになる。何となくいやな予感がしたのであるが、7本目の爪切りの際、案の定、右手を思い切りかまれる。バンドエイドをしながらこの文言を打っている私であっ
た。

キタテハ(お疲れさま。厳しい冬を乗り越えましたね。)
4月9日(快晴)_c0050594_19492852.jpg


ナラギフ(地面に静止する個体)
4月9日(快晴)_c0050594_19504947.jpg


ナラギフ(笹の葉に静止する個体)
4月9日(快晴)_c0050594_1952931.jpg


# by 6422j-nozomu | 2005-04-09 19:52

4月2日(薄曇り)

も一つスカッとしない天候である。関東の蝶サイトでは、一面にギフチョウの奇麗な写真が掲載されており、羨ましく思いつつも、関西では全く情報が入ってこない。来週の土日あたりが初見であろうか。本日はモンシロチョウを求めて、飽きずにマイフィールドへ。もう4月。モンシロチョウを目撃しても何のニュースにもならないのであるが。梅の花もほぼ散り染め、桜の花が一部開花する春らしい時節となってきたが、どんな蝶を見れるのかワクワクする。3月中は非常に蝶影が薄かったのであるが、ルリシジミ、モンシロチョウ、キチョウ、ムラサキシジミ、テングチョウを複数頭観察出来、大満足。一番期待していたミヤマセセリも撮影には失敗するものの頭上を
元気よく飛翔する姿も観察出来た。鳥の方は、イカル、ウグイス、コゲラ等を観察するも撮影に至らず。

モンシロチョウ
4月2日(薄曇り)_c0050594_1942893.jpg


キチョウ
4月2日(薄曇り)_c0050594_195317.jpg


# by 6422j-nozomu | 2005-04-02 19:05

3月26日(くもり一時晴れ風非常に強し)

とりあえず午前9時に起床するも曇り空で風が非常に強く、撮影には不向きな天気である。午前10時半出発でマイフィールドへ。案の上蝶は全く姿を見せないし、鳥さえも少ない。半時間程歩いたところで、偶然蝶友であるビデオ撮影家のU氏に遭遇。「何を撮影に行きまんの」と尋ねると「ひょっとしてミヤマセセリが出てるかもしれへんので」という返事。ということで、二人仲良く、ミヤマセセリポイントに向かう。しかし、あまりにひどい天候の為、やっぱりヌル。周辺をブラブラと蝶談義をしながら2時間程歩く。情報収集も出来るし、この時間が結構楽しい。U氏と別れた頃から時折晴れ間が顔を出す。途端に、テングチョウ、引き続きキチョウが登場するものの、静止せず撮影出来ず。何とか一枚でも写真を載せたいので、次に最寄り駅付近の川沿いの道を1時間半ほど歩く。コサギ、ダイサギ、アオサギ、ケリ、イソシギ等普通種ばかりであるが、目を楽しませてくれた。帰宅してからチェックするも、これまたひどい出来映え。空が暗くて、距離がある
と、やはりコンデジではちと厳しい。本日の目撃種は、テングチョウ、キチョウ各一頭であった。

カルガモ(これが一番ましな写真とは、トホホ)
3月26日(くもり一時晴れ風非常に強し)_c0050594_2035152.jpg


# by 6422j-nozomu | 2005-03-26 20:05

3月21日(快晴)

蝶と鳥両方撮影しようと思い、久しぶりに大阪市内の大公園に向け午前8時出発。4月になれば面白いフィールドであるが、この時期さすがにめぼしい鳥はいない。ジョウビタキ、ルリビタキ、ウグイス、メジロ、ユリカモメ等を観察。蝶の方はやっぱり飛んでいない。これだけ気温が高いと2~3種類は出てくるはずなんだが。あきらめかけた頃、ようやく今年初見のムラサキシジミが登場。草むらのゴチャゴチャしたところに静止したため、撮影には成功するもののB級ショットになってしまった。鳥の方は比較的相性が良いのに、メインである蝶との相性がどうも悪い。まあ良いか。まだたっぷり時間があるので、次は奈良市内にレンジャクとムラサキツバメの探索に行く。いつものレンジャクポイントで半時間待つも、やはりいない。昨年は当たり年だったのに、今年は渡ってきていないのだろうか。次にムラツポイントへ。悪くてもムラサキシジミとウラギンシジミは確実に撮影出来ると思っていたのに、全くのヌル。どっと疲れがでる。本日の目撃種はムラサキシジミ、テングチョウ、アカタテハ各1頭であった。本日ようやくギフチョウ初見のニュースが飛び込んできたが、私が行く奈良ギフ、多分4月中旬頃であろう。

B級ショットのムラサキシジミ
3月21日(快晴)_c0050594_1774013.jpg


まだいましたジョビオ君
3月21日(快晴)_c0050594_1783669.jpg


今年はやたら多いシロハラ
3月21日(快晴)_c0050594_17101774.jpg


# by 6422j-nozomu | 2005-03-21 17:11

3月19日(晴れ)

今日から3連休。3日共天気が良い上に、気温が高いことが何よりも嬉しい。多分何処かのフィールドでギフチョウ初見のニュースが聞けそうである。今年から蝶と鳥を両立することを決意した都合上、本日は、午前中は鳥、午後から蝶とダブルヘッダーである。いささか疲れるのではあるが。まずは奈良市内の鳥フィールドへ。ウグイスの奇麗な声が聞こえ、春到来を実感する。冬鳥が去り、夏鳥がやって来る丁度中間期故、意外と鳥影は薄い。モズ、オオジュリン、オシドリ、バン、ヒクイナ等それでも十数種類は観察出来、鳥見を堪能する。次に、マイフィールドに向かうべくブラブラ歩いていると、梢にブルーのシジミチョウを発見する。鳥の場合、図鑑で確認しないと同定出来ないレベルであるが、蝶の場合は一発でルリシジミであることがわかる。今年の蝶初見である。見たら、次に撮影したいというのが人情。辛抱強く、撮影圏内に降りてくるのを5分程待つ。何とか無事地面に着陸したところを10カット程撮影するも、意外と敏感な奴で、飛び去ってしまった。マイフィールドでは、あれほど美しかった梅もボチボチシーズンオフとなり、寂しい限りである。ここでも2頭のテングチョウが激しく追いかけっこをし、春のぬくもりを身体一杯に浴びる姿を目撃出来、大満足の一日であった。本日の目撃種は、ルリシジミ1頭、テングチョウ2頭であった。期待していたモンシロチョウを見れなかったのが少々残念である。

ルリシジミ
3月19日(晴れ)_c0050594_17303516.jpg


テングチョウ
3月19日(晴れ)_c0050594_17311587.jpg


モズ
3月19日(晴れ)_c0050594_17322563.jpg


オオジュリン
3月19日(晴れ)_c0050594_17331477.jpg


ヒバリ
3月19日(晴れ)_c0050594_17335170.jpg


# by 6422j-nozomu | 2005-03-19 17:34